検診の日、残念ながら初期の化学流産が起こりました。。😢
非常に残念だけれども。
一瞬でも妊娠が成立した手応えを感じたし、
先生も励ましてくれたので、
今はゆっくり休んで、ボチボチやっていきたいと思います。
ほんの一瞬妊娠した期間を経て、考えたことです。
良いクリニックが自宅そばにあること、全額自己負担の医療費を払うことが出来ること、職場に理解があること、
これらって当たり前のことじゃないですよね。
日本の大企業の上司は圧倒的に男性が多い。
(部長職の94%は男性だそうです。H28. 私の場合は数少ない6%のケース。。!)
不妊治療に理解がある職場の方が珍しいと思う。
フレックス勤務制等を採用していて、実際に活用できる方が珍しいと思う。
こういう状況が、少しずつ変わっていって、不妊治療が受けるハードルが低い、通いやすい、環境になると良いなあと思います。
この1年と少しは授かりたくても授かれないことの苦しみ、を経験した。
周りの子育てして小さい子供がいる家庭と比べて、
私たち何か悪いことした?って思ったり、
つい無い物ねだりして、自分はなんて恵まれないんだろう、と思ったりした。
期待しては落胆を繰り返して、情緒不安定になった。
途中適応障害と診察されて、休職せざるを得ない状態になったりした。
不妊治療を例えるならば、出口の無いトンネル。
いつ抜け出せるか分からない、もはや出口が有るのか分からない。
けど、一瞬出口のような明かりが見えた。
ほんの短い時間妊娠が成立して、
ずっと欲しかったものが手に入った気がしたけど、
でも実はその時はその時で新たな不安があったり、
新たなことで旦那と喧嘩になったりした。
それで思ったのは、今この瞬間が本当に恵まれていて十分だってこと。
いま心から欲しいものがあっても、得たら得たで足りないって気持ちになる。
無い物ねだりで幸せを先延ばしにしてる。
今がもう本当に十分幸せな状況にいるんだなって、思った。
けど経験してるからこそ得たことってたくさんある。
例えば私の場合、新しい仕事。
思う様に行かなくてもたんたんと過ごしていくレジリエンス。
同じ様な環境にいる人の気持ちを汲めること。
暖かくして過ごします。